頭痛・腰痛でお悩みの方へ
その「痛み」の原因は、
別の場所に
隠れているかもしれません。
頭痛でお悩みの方
肩こり頭痛
40代の女性のお話です。
事務仕事を集中的にやった後、右の肩が凝ったので同僚や家族など会う人会う人に「ちょっと肩押して」と肩モミをお願いし続けた結果、症状は徐々に悪化。
頭が痛み出し、肩甲骨周りも凝り始め、呼吸も苦しくなってきたとの事でした。
肩が凝ったら揉めばいいと、つい思ってしまいますよね。
お気持ちはよく分かります。
原因はどこに?
この方の姿勢を見ると右の肩が左に比べてひどく下がっています。
考えられることは、右肩が下がって首に向かう筋肉を引っ張った事で肩こりが始まったのに、上からギュウギュウと押し下げた事で更に肩が下がり症状が悪化したのではないか?という事です。
施術で右肩が上がる環境を作ってあげれば良さそうですね。
右肩を下げる時に使う脇の下の筋肉を柔らかくして右を上がりやすく、左肩を上げる時に使う筋肉を柔らかくして左を下げやすくしてあげます。シーソーのイメージです。
この方の場合はどちらの筋肉もしっかり固まっていたのでそこを施術した所「自分の身体じゃないみたい!」と全ての症状が劇的にスッキリしたようでした。
右の肩こり頭痛の原因は「左の肩こり」と「右の脇の下」だったという事ですね。
腰痛でお悩みの方
スマホ腰痛
50代の男性のお話です。
うつ伏せでスマホを操作していたら腰の真ん中が痛み出し慢性化してしまったという事です。
現在は体を後ろに反らせると痛み、うつ伏せや仰向けに寝ても痛んでくるので毎日横寝をしているといいます。
スマホを見る時間が増えている現代人にとっては決して他人事じゃありませんね。
原因はどこに?
この男性の姿勢を見ると猫背が強く腰はやや反り過ぎている印象です。
考えられる事の一つとして「背中が反れないから腰が反り過ぎて悲鳴をあげたのではないか?」という事です。
猫背で固まってくる代表的な筋肉は胸の筋肉なので触診してみるとゴリゴリした硬い繊維が確認出来ます。
予めどのくらい反らすと腰が痛むかを確認して頂き、胸の筋肉を施術で柔らかくして、もう一度身体を反らして頂いた所、これだけで痛みは無くなり反る角度もご本人も自覚できるほど大きく反れるようになりました。
この男性のスマホ腰痛の原因は「猫背」であり、施術するべきポイントは「胸」だったという事ですね。