手技のかみだいら

新着情報

頭痛薬の使い方と頭痛対策

市販の頭痛薬の上手な使い方

この記事では慢性的に頭痛があり、市販の薬を常用している方に向けた内容になっております。
お心当たりのある方は参考にしてみて下さい。
また、医師から処方された薬の場合は医師の指導に従って服用してください。

頭痛の種類で効果が違う

頭痛は大きく分けると片頭痛と緊張型頭痛に分けられます。群発性頭痛は痛みの性質から見て片頭痛に分類しておきます。

慢性的に頭痛が起こる方の多くは片頭痛と緊張型頭痛の両方がある混合型頭痛かと思われますが、今起こっているその痛みが緊張型なのか、片頭痛なのかを判断して薬を飲むことをお勧めします。

多くの場合緊張型頭痛には頭痛薬の効果が弱く、片頭痛には効果が出やすい傾向にあります。
「頭が痛ければすぐに薬を」という習慣を続けていると、頻度によっては体に害を及ぼす事が考えられます。

薬を常用する事で内臓を痛めてしまったり「薬物依存型頭痛」になったりするリスクを少なくするためにも是非この記事は最後まで読んで実践して頂きたいと思います。

頭痛の見分け方

痛み方の種類で見分ける方法としては、ギューっという締め付け感やズーンという重い痛みは緊張型の可能性が高く、ズッキンズッキン、またはガンガンするような脈を打つような痛みは片頭痛だと思って間違いないでしょう。

これで分かりにくい場合は、以下の方法を試してみて下さい。

立っていても座っていても構いませんが、頭を心臓の高さより少しだけ低い位置になるようにお辞儀をします。
その時点で頭痛が強くならないようなら、そこから更にブルブルっと頭を振ってみます。それでも痛みが強くならないようなら緊張型頭痛の可能性が高いので薬は効きずらいと思って良いでしょう。

逆に痛みが強くなるようなら片頭痛の可能性が高いので我慢したくない時は薬を飲んで安静にして下さい。

緊張型頭痛だと分かった時

緊張型頭痛は肩コリや首コリが原因になっている事が多いので解消法を箇条書きにしますので参考にして下さい。

・湯船に浸かる
・座っている時の姿勢に気を付ける
・首周りをホットパックなどで温める
・少し熱めのお湯で足湯をする
・腕や肩を大きく動かす体操をする
・ウォーキングをする
・ヨガのポーズやストレッチを試す
※注意 首のストレッチや首をグルグル回す体操は非常に危険なのでやめて下さい。

片頭痛だと分かった時

片頭痛の場合、早いタイミングで薬を飲むと重症化しない事があります。過去にそういう経験をしている方は早目に投薬するのも良いでしょう。
普段薬を飲み過ぎているので減らしたい、薬は飲みたくないという方は以下の事を試してみて下さい。

・ズキズキ痛んでいる個所を保冷剤などで冷やす
・首の前側(のどぼとけの両脇)を冷やす
・部屋を暗くして静かな場所で横になる
・耳を真横水平に引っ張りながら深呼吸を1分する

反対にやってはいけない事は前述した緊張型頭痛の対処法をやらないようにして下さい。高確率で悪化します。
薬はとても便利で痛む時には本当にありがたい物ですが、出来るだけ最小限にしたいものですね。

頭痛の原因は人それぞれ

頭痛のきっかけになる場所は首周りのコリや歪みの事が多いですが、それらを作り出している本当の原因は人によっては内臓の疲れだったり、足の捻挫が原因だったり、考え方の癖が原因だったりとそれぞれです。
色々試しても効果を感じない場合は是非当院にご相談ください。
緊張型、片頭痛どちらのご相談も承っております。

人に分かってもらえない頭痛。早くなんとかしたいですよね。

SHARE

ご予約・お問い合わせ