眼精疲労からの頭痛

３０代の男性が定期的に目の疲れが溜まって来ると来院されます。
元々はこの方、酷い頭痛があって通院していた方でした。現在頭痛は落ち着いているのですが目の疲れが溜まって来ると頭痛に発展してしまう事にご自身が気付き、メンテナンスに時々いらっしゃるようになった方です。

特に左の眼が疲れるというので、効き目の検査をしてみると左目が効き目のようです。もしかすると反対の右目の視力が良くないから主に左目で見る癖がついて左が早く疲れるのかも知れません。

施術点の記録

この日の疲れは頚椎の２番目と３番目の間がとても強く、他は後頭部周辺に疲れが見られます。
目の疲れでこのパターンになる事は非常に多く、これに連動して背中も固まってきます。

今回はこの事に加え腰にも疲れが連動していましたのでメモを残しておきます。ご本人は腰が痛いとは一言も仰っていませんが、放置しておけば腰痛のリスクになる可能性が高い上に目の疲れが再発しやすくなる事も考えられるので、少々お節介かも知れませんがこの辺りもバランスを取っておきます。

首の疲れは股関節も乱すので見逃さずにキッチリ取って行きます。後頭骨と仙骨（骨盤の中央の骨）も相関性があり表現がキッチリ出ていました。この辺りも見逃さずに手入れをして行く事で良い状態を持続しやすくすると考えています。

施術が終わると目を大きく見開いて肩をグルグル回し「ハァ～楽です～」と笑顔を見せて頂けました。

小さなお子さんがいらっしゃるそうで、夜中に起こされたりとなかなか疲れが抜けない日も多いとの事ですので、是非とも回復しやすい身体を維持して頂きたいものですね。